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宿題はどうしてやるのか?

先生との約束

こんにちは!初台・方南町の個別学習塾「ビジョナリー学習塾」の本常です!

今回は、私たちの塾で起きたお話をお伝えしたいと思います。

 

皆さんは、日頃の宿題はしっかり取り組んでいますか?

 

私たちは、宿題とは「先生との約束」であると伝えています。

ある日、生徒のSくんは何度目かの宿題忘れから、私と真剣なお話をしました。

ちゃんと結果に繋ぎたい

私が伝えたのは、宿題はやってくるものだからやりなさい、ということではありませんでした。

「なぜ宿題をやるのか。何のためにやるのか。」

宿題をやる意味付けができているかという問いかけでした。

 

一つは、約束を守ることの大切さを実感してほしいこと。

そして二つ目は、自分自身の努力を通して、できることを増やし成長する喜びを知ってほしいということです。

 

勉強は、できないことをできるようにすることです。

例えば、英単語を覚える宿題を出されて、一度は単語を書いてみたとしても、

実際は覚えられていないのであればあまり意味はありません。

 

Sくんもまた、英単語を覚えることに苦労している生徒でした。宿題で出した範囲から行う単語テストの結果は、この日も決して良いとは言えないものでした。

「覚えるの苦手だから、いつも単語テストは自信がない」

真剣にお話をしていく中で、Sくんの口からこんな言葉が出てきました。

 

そこで私は、おすすめの勉強方法をSくんに伝え、明日もう一度テストをしようという約束を取り付けました。

Sくん、約束を守り切る!!

翌日、塾にやってきたSくんに先生は聞きました。

私「宿題、やってきた?」

Sくんは大きく首を縦に振って「うん!」と一言。

私「よくやった!!!よし!単語テストしてみよ!!」

単語テストの結果は、昨日とは見違える結果となりました。

マルの数は増え、無回答の問題もうんと減っていたのです。

 

いきなり満点をとることは難しいかもしれません。

しかし確実に、Sくんのできることは増えていました。

 

私は大喜びで、Sくんのことをたくさん褒めました。

すると、Sくんはこんなことを聞いてきたのです。

「宿題をちゃんとやったら、もっとできるようになりますか?」

私は迷わず「できるよ」と答えました。

 

Sくんは次の日も宿題をやってきました。

その表情は、どこか嬉しそうで、私も自然と嬉しくなりました。

「やる」習慣付けを支援する

ビジョナリー学習塾では、塾に来て勉強するだけでなく、

家での学習習慣も形成できるように生徒の皆さんをサポートしています。

 

一度身についてしまった習慣は中々変えられないもの。

時間はかかるかもしれませんが、確実に成長していく生徒の皆さんの様子を共に見守っていけたらと思います。

 

宿題は先生との約束。

だからこそ、私たちも「生徒の成績を上げ、自信をつけてもらう」ことを約束として、しっかり果たしていきます。

 

これからもビジョナリー学習塾が成長で溢れる場所になることを目指していきます!