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勉強は「楽しんだもん勝ち」だった話~東大合格へ向けた小さな工夫と本気の瞬間~

こんにちは!
今回は、講師の坂上先生の第一志望合格までの体験談を紹介します!

 

受験勉強は大変ですが、少し視点を変えれば「楽しさ」にもつながる。

その実感を教えていただきました。

苦手でも、あきらめなければ武器になる

私は受験で英語・数学・国語・日本史・世界史を使いました。

伸び悩む教科に対して、焦って過去問ばかり解いていたのですが、

実際に必要だったのは「基礎をじっくりと固めること」

今振り返れば、土台なしに応用問題ばかり挑んでいたことが遠回りでした。

 

 

【知識不足と焦りの悪循環】

二次試験の日本史では、問題文を読んでもありきたりな答えしか書けず、点数が伸びませんでした。

過去問を繰り返すうちに「周りに差をつけなきゃ」と焦るばかりで、今思えば、まずは基礎を固めるべきだったと強く感じます。

英語も得意だったはずなのに、成果がなかなか数字で見えず不安になりました。

実は、リスニングや単語、英文の学習を「毎日の習慣」にする意識が弱かったことが原因だったと思います。得意科目でも、気を抜けば周囲との差はすぐに埋もれてしまう。そう痛感した時期でした。

 

 

【点数を安定させるために】

私が受験した大学は、どの科目も「時間との勝負」でした。短時間で正確に解くためには、結局、地道に積み重ねる力がものを言います

一夜漬けやテクニックで何とかなるのは定期テストまで。本番では、そうした技術ですら何度も練習してこそ活きるものです。

特に悩みの種だった共通テストの国語。一問の配点が大きく、ミスをすると一気に点が下がる。

それでも、自分の弱点と向き合い続けたことで、最終的には安定して80〜85点を取れるようになりました。

うまくいかない時期がくれた勉強のヒント

【「いやいや勉強しない」が最強のコツ】

私が大事にしていたのは、「いやいや勉強しないこと」。嫌なことは続かないからです。勉強が得意な人って、勉強を「嫌いじゃない」んですよね。

私の場合、「ラジオ英会話」を聞くことがきっかけでした。学校のリスニング教材よりずっと自然な会話で、パーソナリティの声が心地よくて、それを理解したくて頑張るようになったんです。

 

 

【気軽に勉強していい 】

「15分だけ勉強する」でも、「教科書のコラムだけ読む」でもいいと思っています。私自身、ラジオ英会話を聞きながら寝てしまったことも何度もありますし、授業もずっと集中していたわけではありません。

それでも、ちょっと面白そうな話題だけは耳を傾けていました。そういう「なんとなくの積み重ね」が、大きな力になります。

 

 

「勉強の面白さは、本気でやってみないとわからない」

中学時代、私は200人中111位のスタートでした。でも一度、「本気でやってみよう」と思ってテスト前に毎日3時間以上、休日は12時間以上勉強したんです。すると、なんと30位までジャンプアップ。

そのとき「本気でやれば、自分でも変われる」と気づきましたし、勉強がちょっと面白くなった瞬間でもありました。

 

「周囲と差をつけるには、差以上の努力が必要」

「周りが勉強してる…ヤバい!」と焦って、1〜2時間勉強を始めても追いつけません。すでに周りはその時間をやっているからです。

追いつくには、それ以上に「長く・効率よく」勉強するしかないんです。これはつらいけど、事実です。

 

 

「 あきらめなかったから、合格できた」

試験前日、たまたま見直した世界史の範囲が本番で出ました。最後まであきらめなかったからこそ、拾えた点だったと思います。

「どうしてもこの学校に行きたい」と思うなら、あきらめずにやるしかない。結局、やるしかないんです。

 

塾は、気軽に先生に頼ってこそ活かせる

 

最後に、塾の使い方についても一言。

「塾をうまく使ってるな」と思う生徒は、先生に気軽に質問する人です。

先生は、そのためにここにいます。どんなにささいな疑問でも、遠慮せず聞いてください。素直に、積極的に頼ってくれることが、合格への一歩になります。

勉強を楽しんだ先に、結果はついてきた

勉強って、どうしてもつらくて重たいものになりがちです。

でも、自分なりに「なんか面白い」「ちょっと好きかも」を見つけていくと、自然と続けられます。そして、楽しんでいたら、結果がついてきた。

私の体験が、あなたの勉強に少しでも役立てばうれしいです。