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渋谷本町学園・中3の11月定期テスト対策|5教科で優先したいこと
こんにちは!
ビジョナリー学習塾の武川です。

渋谷本町学園9年生の後期中間考査が近づいてきました。
後期中間考査
11月10日(火)〜11月12日(木)
※学校から発表されている日程です。12日は9年生のみ。
テスト前になると、どうしても「とにかくワークを終わらせよう」となりがちです。
もちろん、ワークを終わらせることは必要です。
ただ、渋谷本町学園の9年生は、教科ごとに問題の出され方がかなり違います。
数学なら、答えだけではなく途中式や考え方。
英語なら、文法だけではなく教科書本文、初めて見る資料、英作文。
理科や社会も、用語を覚えるだけでは足りません。
僕も今回、渋谷本町学園9年生の問題を教科ごとにもう一度見返しました。
今年度6月・9月のテストと、これまでの11月テストを並べてみると、「ここは先に練習しておいた方がいいな」というところが、かなりはっきり見えてきました。
数学は「関数」と「相似」。途中式まで書く練習を
まず数学です。
今までの11月テストを3回分、僕も実際に見ました。どの回も関数y=ax²と相似が大きく扱われていました。
関数では、式やグラフを選ぶだけではありません。
変化の割合や変域からaを求める
放物線と直線から面積を求める
条件に合う点の位置を考える
こうした問題まで出ています。
相似も、相似条件を覚えるだけではなく、証明や作図まで練習しておきたいところです。
今年度の問題は「知識・技能」だけでなく、「思考・判断・表現」の配点もしっかりあります。
答えが合っているかだけではなく、なぜそうなるのかを途中式や言葉で残す。
普段の練習から、ここまでやっておくことが大事です。
英語は、教科書本文+初見資料+英作文
英語の問題を見ていて感じるのは、文法問題だけを解いていても足りないということです。
11月は、関係代名詞、分詞の後置修飾、間接疑問などが中心になりそうです。
これまでのテストでは、教科書本文の読解に加えて、グラフ・表・チラシを読む問題、自分の意見を書く問題が出ています。
今年度6月・9月のテストも、リスニングから始まり、語彙、並べ替え、教科書本文、初見資料、英作文と続く形でした。
たとえば9月は、教科書 Unit 3 のイリオモテヤマネコの本文をもとにした読解問題が出ています。

※出典:渋谷本町学園 2026年度9年英語・前期期末考査問題。東京書籍『NEW HORIZON 3』Unit 3(Read and Think 2)をもとにした読解問題から、冒頭の数文のみ引用しています。
教科書の単語を覚えるだけではなく、本文の内容や指示語まで押さえておかないと、後ろの設問で迷います。
英作文には「1〜2文で」「主語と動詞を入れて」など、条件がつくことがあります。
教科書本文を読めるようにする。
文法を使って1文を書く。
グラフや表から分かったことを読み取る。
僕たちも、この3つを別々にせず、一緒に練習していきます。
国語は、古典・韻文と条件作文を分けて準備
国語で僕が気になったのは、覚える勉強と、実際に書く勉強の両方が必要なことです。
漢字に加えて、和歌・俳句・古典が大きく扱われる可能性があります。
作者や表現技法を覚える問題もあれば、現代語訳や本文の言葉を使って答える問題もあります。
そして今年度は、6月・9月ともに条件つきの作文が出ています。
「指定された言葉を使う」「本文を引用する」「自分の考えを書く」など、決められた条件を外さずに書く問題です。
作文は、本番でいきなり書こうとすると時間がかかります。
短くてもいいので、条件を確認してから書く練習をしておきましょう。
理科は、力・運動・浮力。図と説明まで
理科は、過去の11月考査を一問ずつ数えてみました。
すると、力・運動・浮力の問題がおよそ6〜7割を占めていました。
力の合成・分解の作図、記録タイマー、速さのグラフ、作用・反作用、水圧と浮力。
計算だけでなく、図を描く問題や「理由を説明しなさい」という記述も多くあります。
さらに、中2の気象も3回とも出ています。意外と、ここが抜けやすいです。
まず運動とエネルギーを固め、そのあとで気象などの復習に戻る。
この順番で進めると、優先順位をつけやすくなります。
社会は、年表と資料を使って説明する
社会の問題を開くと、まず資料の多さに目がいきます。
これは、実際に出た2025年11月の社会の問題です。

※出典:渋谷本町学園 2025年度9年社会・後期中間考査問題。出題形式をお伝えするため、カードAのみ引用しています。
まず文章のカードをきちんと読み、歴史用語を答える形です。
同じ大問の中で、カードの内容とグラフを結びつけて考える問題も出ています。

※出典:渋谷本町学園 2025年度9年社会・後期中間考査問題。大問1の資料と設問部分を引用しています。
11月は、戦後から現代までの歴史と、公民の「現代社会」が中心になりそうです。
用語を答える問題だけでなく、年表、新聞、条文、地図、グラフなど、いくつかの資料を見て答える問題が多いです。
短い記述もよく出ています。
「指定された語句を使う」「2つの点にふれる」といった条件があるので、答えを丸暗記するだけでは対応しにくい問題です。
出来事を年表の流れで整理する。
資料のどこを見るかを決める。
1〜2行で説明する。
この練習を繰り返していきます。
ここに載せたのは、分析のほんの一部です
ここまで、実際の問題も3か所載せました。
でも、塾で見ているのは本当にこれだけではありません。
過去の定期テスト、今年度の問題、範囲表、学校ワーク、教科書を見比べて、教科ごとに整理しています。
まず作っているのが、渋谷本町学園9年生の9教科の予想範囲表です。
単元だけではなく、教科書のページ、学校ワークや提出物、どこまで確かに言えるかまで入れています。

※実際に塾内で使っている、渋谷本町学園9年生の予想範囲画面です。正式な範囲表が出る前の予想を含みます。
数学はさらに、100点分の問題を大問ごとに見直しました。
どの単元から何点出たか。「知識・技能」と「思考・判断・表現」が何点ずつだったか。問題番号まで分けて残しています。

※2026年9月の数学を、単元別・観点別に整理した実画面です。学校名・学年・配点も実際のデータです。
前回は、二次方程式が47点。思考・判断・表現は37点ありました。
ここまで分けると、「計算を増やそう」だけではなく、解をもつ条件や利用問題まで練習しておこう、と具体的に決められます。
先生たちが確認しやすいように、こうした整理には教務AIも使っています。
ただ、最後に見るのは画面の数字だけではありません。
先生が実際の問題と範囲表を開き、生徒が今どこまでできているかを見て、その子が次に取り組む内容を決めます。
同じ中学3年生でも、学校ごとに対策は変わります
学校が違えば、テスト範囲だけでなく、問題の出し方も違います。
途中式をしっかり見られる学校。学校ワークに近い問題が多い学校。資料を何枚も読んで答える学校。短い記述や英作文が多い学校。
だからビジョナリー学習塾では、全員に同じプリントを渡して終わりにはしていません。
学校ごとの問題を見て、出される形に合わせて準備する。
そのうえで、生徒ごとに今必要なところへ戻ります。
今回の記事に載せたのは、僕たちが普段行っている学校別対策の一部です。
学校から正式な範囲表が配られたら、そちらを最優先にして内容を調整します。
残りの期間で、全部を同じようにやる必要はありません。
できているところと、まだ止まっているところを分ける。
そして、出されやすい形で一度解いてみる。
渋谷本町学園9年生のみんな、後期中間考査に向けて一緒に準備していきましょう!
武川
